高橋幸宏氏がご逝去

2020年から体調を崩されていた高橋幸宏氏(高橋ユキヒロ氏・タカハシユキヒロ氏)が2023年1月11日にご逝去されていたことが本日(1/15)に公になった。
脳腫瘍と診断されて手術を受けられ、手術は成功してご静養されていたが、2022年暮れから体調を崩されたようで、誤嚥性肺炎のために帰らぬ人となったとのこと。スタジオミュージシャン、ガロのサポート、サディスティック・ミカ・バンド、サディスティックス、イエロー・マジック・オーケストラ、THE BEATNIKS、スケッチ・ショウ、pupa、in Phase、METAFIVE、ソロ等々、日本のミュージックシーンにおいて常に重要な役割を果たしてきた名ドラマーでありプロデューサーでありシンガーでありソングライターだった人だ。さらにファッションデザイナーで自身のブランドを持ち、俳優としては主演映画がある。作詞家としても活躍、高中正義のファーストソロアルバムの作詞は3曲とも高橋ユキヒロ。多才な才人なのだ。
なにより、大好きな音楽をいっぱい提供してくれたミュージシャンであり、とても平静ではいられない。中学生以降は本当にいっぱい聴いた。それまでも知らないうちに聴いていただろう。

一番熱心に追いかけていたのはやはりイエロー・マジック・オーケストラでの活動だ。散開コンサートにも行った。レコードをいっぱい聴いた。合わせて腿を叩いてみたりしてた。シンセサイザーを多用した楽曲はテクノのイメージが強かったと思うけど、初期YMOは実は人力テクノだったのでバンドサウンドだ。バンドはドラム次第なので、ユキヒロ氏の功績はとてもとても大きい。

自分でも何が言いたいのかよくわからない。とてもショックだ。向こうは私のことを知らないけれど。

今はこの曲を聴いている・・・「天国からの中継」 from “Broadcast From Heaven” by Yukihiro Takahashi

ユキヒロさん、お疲れさま。